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ヨーロッパインポート布地専門店ファン

ヨーロッパインポート生地専門店

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vol.3 インポート布地あれこれ



★へー、そうなんだ!意外と知らないあんなこと、こんなこと

○ペーズリー柄のバックやスカーフ、ネクタイ、今やメンズプレタポルテやインテリア製品まで作り、有名になったブランド「エトロ」は、元々シルクやシルクウールのプリントメーカーです。布地メーカーとしてプロの人達が知るメーカーだったのです。イタリアのシルクプリントの高級メーカー御三家「シザン」「スタッキィ」「エトロ」と言われているのです。エトロは、ミラノにあります。

○著名デザイナーブランドが使っている布地は、決して自社で作るわけでわありません。全てテキスタイルメーカーが造り出してきます。





とあるテキスタイルメーカーの部長さんと社員の方



例えば「シャネル」。シャネルツイードのファンシーツイードはイギリスの「リントン」社の布地を使用しています。無地はイタリアのアニオナ社のものを使っています。又、あの「レオナール」のプリントもイタリアでは「カルネ」社がプリントしています。ですから、当店に一般仕入れで入荷した品の中に、ウンガロやアルマーニ、エレガンスやシャネルで使った布地が格安で出ている事が多々あります。

○知っておきたい!天然繊維の中でのウールの最高級品を作り上げるメーカー

特にカシミアやアルパカ、アンゴラ、モヘアを使った極上品を供給するメーカー「アニオナ」の名を覚えましょう。高級プレタポルテとして、カシミアやアルパカ等の素晴らしいコートや、アルパカのスリッパ、デディベアまで作っています。又カシミアの最高峰メーカー「ロロピアーナ」の名も覚えて下さい。イタリーの大都市ミラノ、ベニス等に必ず立派なショップを出しています。




イタリア・アニオナのショップ


特にアニオナは、あの「エルメス」のコートやカシミアの毛布を作ったり、シャネルやジバンシーネームのウールの極上品も作っております。布地のプロになるなら、一番に知って良いメーカーです。特にカシミア、アルパカのコート生地、まさに芸術的素材です。アルパカで市価15〜22万ぐらい、カシミア100%で30〜50万円です。タイミングにより、fanならばこのアルパカが¥25000〜60000で手に入ってしまうこともあります。2000年冬は、当店ではこのアニオナ系のアルパカがとても人気がありました。他のメーカーではできない格別の素晴らしい風合いがあります。

○やっぱり知りたい!ヨーロッパインポート布地は通常の仕入値段でいくらくらいなのでしょう?

まず、日本の高級既製服メーカーが使用するインポート生地の平均仕入れプライスは、一般的には春夏物で1m(ダブル巾)3000円前後、秋冬物(ダブル巾)で4000円前後です。ですから、原則的には、オートクチュール用の布地はコスト的にも使えません。お値段が高価で採算がとれないのです。但し、一部の超高級既製服メーカーの商品はこれにあてはまりません。一方のオートクチュール向きの布地の卸商の値段は、夏物コットン素材で1m7000円、通常品で12000円が中心です。スイスエンブロイダ−では1m3〜6万円ぐらいします。又秋冬物も通常品で12000円〜20000円が仕入れ値段となります。ですから、このプライスで仕入れをしゆくと小売り市価も極めて安い品で1m15000円、通常品で24000円〜50000円ぐらいしてしまうのは当然なのです。品質が高いのもあたりまえですね。素晴らしい分、やはり国産品とは格段の差が出るのも理解していただけると思います。




メーカーの倉庫内の様子


○布地の端に織ネームの入った品って、どこが違うの?

例えば、アルマー二の場合、ネームの入ってない品はジョルジオアルマーニブランドのプレタポルテ用となります(社内でしか使わないのでネームを入れる必要がありません)、一方ネーム入りはアルタモーダ=オートクチュール用特選生地として極上品との意味をもちます。プレタポルテには使用しません(製品の値段が上がりすぎてしまいます)一般メーカーでネームを入れるのは、「スーパーウール」とか「タスマニアウール」等がありますが、やはり最上素材、特選素材を使っているという意味を伝えたい為に入れているようです。






○世界で一番の高級品!、最高峰の素材のみを作っているメーカー。

その名はイタリアに居を構える「ガンディーニ社」。シルクも綿も麻もウールも、だいたい着分30万前後が平均プライス。それ以下の品は作りません。ミラノの高級ブティックが並ぶスピーガストリートの一角に会社があります。経営者は女性で、「ガンディーニ社のプリントは新作が出ると各著名デザイナーがこぞって自らのコレクションの発表のために使用します。(パリコレにおけるシャネル、ラクロワ、ランバン、アルマーニ等)日本においてもオートクチュール向けの素材の中で超高級品として取り上げられています。ここの生地でオートクチュールする人は限られている方々の最高の贅沢です。「ガンディーニ」の名もぜひ覚えておきましょう!


  

ミラノ市内にあるガンディーニ社の正面玄関





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