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ヨーロッパインポート布地専門店ファン

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vol.11 ヨーロッパ布地事情
(コットン編)その二


まず最初にコットンの種類を上げてみたいと思います。

・コットンボイル生地
・コットンカットボイル生地
・コットンローン生地
・コットンサテン生地
・コットンギャバ生地
・コットンツイル生地
・コットンピケ生地
・コットンアートピケ生地
・コットングログラン生地
・コットンジャージー生地
・コットンサッカー生地
・コットンクレープ生地
・コットンコードレーン生地
・コットンブローズ生地
・コットンタッサー生地
・コットンドビークロス生地
・コットンブークレ生地
・コットンキャンバス生地
・コットンチノ生地
・コットンヘヤーコード生地
・コットンダンガリー生地
・コットンオーガンジー生地
・コットンパイル生地
・コットンオットマン生地
・コットンエンブロイダー生地
・コットンレース生地
・コットンフロッキー生地

コットン生地だけでもこのように多くの種類に分けられます。驚きですね!
ヨーロッパ生地文化の奥深さを実感します・
これら一つ一つの特徴は、回を改めてご説明させていただく予定です。

蛇足ですが、この中で現在ではあまり生産がされなくなってしまった物に、ローン類やクレープ生地、レース生地があります。
ローン生地は殆どがボイル生産に切り替えられてしまったようです。

コットン生地の性質は?

日本の夏は5月の初夏、6月〜7月いっぱいの梅雨、7月中頃から8月いっぱいのトロピカルサマーの盛夏と、それぞれ季節が進んでゆきます。
5月のゴールデンウィーク明けからやがて新緑、濃緑となり、気温も20度から25度へと上がってゆくと、そこに蒸し暑さが加わって来ます。

夏の蒸し暑さは、かいた汗がすぐ放散されないことが原因と考えられています。
空気中に水分が多いと、肌を覆う汗を空気が吸収しにくくなってしまいます。
大気中の湿度が低ければ水分は吸われやすくなり、結果、肌の汗を吸収してくれます。
「爽やかさ」は気温よりも湿度に関わりが深いのです。
日本の夏はヨーロッパ諸国と違って高い湿度が特徴であるがために、少しでも快適に過ごす為にはコットンの通気性、吸水性をうまく利用する必要があります。

そんなコットン生地の特徴は

(1)さらりとした肌触り
(2)蒸れないで通気性が発揮される
(3)軽い
(4) べとべとまとわりつかない
(5)汗を適度に吸い取ってくれる
(6)アレルギー体質の方には天然素材が心地良い
(7)水洗いが出来る
(8)厚み付けや織り変化にて様々な風合い変化が自在に造り出せ、ファッション性も高められる
(9)染色しやすく種々の鮮やかなプリントが可能である。

など、上記にみられる様に、コットンはリネンと共に日本の夏には好適な服地の性質を有していると言えます。



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